蓄電池付き太陽光発電所のメリット
パネル増設、蓄電池付与で、売電量を大幅に増量
ここで紹介させて頂く商品は、50kw低圧の定義内において、パネルを大幅に増設(90kwなど)し、そのシステムに更に蓄電池を付けた商品になります。
この商品の大きなポイントは、ピークカット時の余剰電力を一時的に蓄電池に蓄電し、夜間に放電して売電する点です。
本来ピークカット時の電力は、そのまま無駄になってしまうものでしたが、蓄電池を利用することで電力を無駄にすることなく売電できる点で、高い利回りの実現が可能になります。
価格は少し高くなりますが、売電量も大幅に増えるため、効率の良い商品となります。
パネルを増設しても扱いは低圧
低圧(50kw未満)の定義は、パネル容量または、パワコン容量が50kw未満であることとされており、一般的にパネルを増設する場合でも、パワコンの容量が50kw未満であれば、低圧扱いとなります。
従来の低圧商品でも、パネルを2割程度増設し、60kw前後にした増設タイプの低圧商品は多く出回っていましたが、ここで紹介している蓄電池付きの発電所は、その応用型ともいえます。
発電量を底上げすると同時に、ピークカット時の電力を蓄電し、夜間に売電
前述の通り、蓄電池付き太陽光発電所の大きなポイントは、ピークカット時の電力を一度溜めてから売電できる点ですが、発電量の少ない時間帯の発電量も大幅に増やすことができます。
実際に50kwジャストサイズで作られた発電所で発電する場合に、ピークカットされるのは、快晴時の正午付近の数時間に限られます。
曇りの日や朝方、夕方などは、パワコンの許容量よりも少ない量しか発電していません。
大幅に増設されたパネルによって、これらの低発電量の時間帯の発電量を底上げすることができ、全体的な発電量を増やすことが可能になります(90kwの場合、単純に1.4倍)。